看護学科に通う大学生、菅野美智緒は、
深夜路上で行き倒れていた不思議な少女、水納理瀬と出会う。
「看護してよ、あたしのこと。
時々行き過ぎて、抑えが利かなくなるあたしをさ」
なし崩し的に始まった同棲生活で、
理瀬は次第に自身の恐るべき本性を露わにしていく……。
男女の愛憎が極まった果てに待ち受ける、凄惨な殺人事件。
己にかけられた容疑を晴らそうと、
理瀬が
「みっちゃんがどっかに行っちゃうと思うと、怖いよ。
寂しくて、死んじゃうよ」
寂しくて、死んじゃうよ」
彼女の見せる、愛する者に対する異常な執着は、
どういうわけか○○であるはずの
美智緒へと向けられるようになり……。
どういうわけか○○であるはずの
美智緒へと向けられるようになり……。